消臭剤/脱臭剤マイクロゲル    

アスファルト臭の臭気対策

株式会社カルモア
 
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■ 導入事例:アスファルト臭の臭気対策

 

アスファルト臭の臭気対策が発生する現場として、アスファルトの舗装工事、アスコン製造工場など色々とありますが、その中でも難しかったのがアスファルトの原料を貯蔵するアスファルトタンクの排気臭対策でした。

この工場では大型タンクでアスファルトを貯蔵しており、常温で固まってしまうのを防ぐために蒸気で高温に熱した状態で貯蔵しております。
その為、タンク上部からベーパー(油煙)が発生し、高濃度のハイドロカーボンから臭気成分が飛散しており、脱臭対策を考える際に面倒な物質ばかり混ざって排気されております。
本工場では工場から発生する臭気の脱臭対策にここ数年力を入れており、このアスファルトタンクからの臭気対策も成功が至上命令の中で、カルモアへ依頼が出されたのです。


高さ15mのアスファルトタンク


ベーパーの状況を確認


脱臭は一に現場、二に現場です。

対策にあたり、最も重要なのは現場を知ることです。同時に現在の臭気がどこまで飛んでいるのか、そしてどこまで取れば問題が無くなるのか。その把握を行うことからご提案いたしました。最初に臭気対策アセスメントを実施していただきました。

その結果アスファルトタンクのベーパー排気は>>

臭気濃度
臭気指数
CO2
炭化水素量
排気温度
3,200,000
62
2000ppm
0.4%
160℃
臭気濃度は悪臭防止法に定められた三点比較式臭袋法にて実施
※ガス成分濃度測定は北川式ガス検知管にて実施

と、とても高濃度であり脱臭対策を行うことが非常に難しい状態である事が判明いたしました。
しかし、マイクロゲルの新たな開発と、現場で必死に考えたシステムフローによって極めて高効率に脱臭効果を発揮する脱臭システムを組み上げました。
排水処理などの色々な制約が多い中で本システムの中核的存在になったのが産業用消臭剤マイクロゲルです。

脱臭効果>>

タンク名称
導入前
臭気濃度
導入後
臭気濃度
脱臭効率
A
230000
32000
86.0%
B
300000
5000
83.3%
C
3200000
50000
98.4%

※ガス成分濃度は割愛
※風量は全て100m3/hr
※タンクによってマイクロゲル使用量が異なる

このように非常に高い脱臭効率を発揮しております。
現在は毎月数tをタンクローリーで納入しておるます。
本技術により、廃油タンクやタールタンクなどの脱臭対策も可能になっております


徹底的な現場主義


排気口での分析風景


配管内での消臭剤スプレー


消臭剤マイクロゲルの代表的な使用例
基本的にはあらゆる臭気に対応可能ですが、他の技術に比べて特に優位性がある下記の業界で導入がより進んでいます。

養鶏・養豚場
鶏舎・豚舎・コンポストなど場内より悪臭を発生する臭気成分のほとんどに対応可能

塗装工場
塗装ブースの有機溶剤臭・乾燥炉排気臭にも有効。確実な設計で臭気苦情を食い止めます。

堆肥化施設
食品残渣・活性汚泥・鶏糞を問わず、堆肥化工程で発生する腐敗臭・発酵臭をしっかりと消臭

鋳造
アンモニア・フェノール・アルデヒド類を含むあの不快な臭気を一発で消臭可能です。

石油化学
硫黄系の石油由来臭気もマイクロゲルは高効率で捕捉・消臭します。

生ゴミ破砕・リサイクル・ RPF・RDF工場
ゴミの腐敗が原因で発生する腐敗臭を消臭

ゴム・タイヤ製品
生産量トップの製品。ゴム臭に対し、強力に消臭効果を発揮。混練り工程・加硫工程のどちらでも対応可能

食品工場
ニンニク加工臭・原料製造工程・スープ製造工程

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